土屋仁応展「鵺」

日本橋高島屋さんの画廊でやっていたのを見てきました~彫刻です! 

どれも美しく、作品点が結構あって眼福でした!  ※全品写真撮影禁止


鵺…コロナ禍で渦巻く「目に見えないものへの不安」を形にしたら…という想像から作られた作品です。

 下から覗き込むように見ると青っぽいような碧っぽいような色合いの水晶の目が光ってミステリアスで美しい。目元の謎めいた感じが妙に人間っぽくて確かにこれは動物では無いな…と感じさせます。

 写真だとわかりにくいのですが、彫った線に沿って金が塗られているのかな?

 それが控え目にキラキラしていて綺麗で、彫った質感と併せて毛並が光っているように見えます。

 他作品の「羚羊」「羊」も黒×金の組み合わせで、「猫」「栗鼠」などとは対照的な、重厚で神秘的な感じがしました 


前回見に行った展示にあった、彫った跡が無いつるんとした体にピンクやオレンジの透ける淡い白の色合いの、無垢で柔らかそうな「子猫」とはまた違う魅力がありますね~

 金の美しさが写真だとわかりにくいのですが、本物を見ると本当に上品で、なんだか「これは特別な動物なんだな」っていうのが伝わってくるのが素敵でした。 


良いもの見せてもらいました!元気出た!美術展はいいな~

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