だいぶ日が経ってしまいましたがイベントありがとう!&お誕生日おめでとう!の気持ちを込めて。
イベントのヘンリーさんがハルヨシとカラーが似てて帽子一人だけ被ってないことについて色々と想像しちゃうな。
ハルヨシから王冠のように帽子を頂いたヘンリーさん、すっと背を伸ばし十代目伯爵モード全開ONにしてハルヨシにお礼を言ってくるのでハルヨシも思わず「おお…!」と感嘆する。
「すごいなエンリーケ、今の…なんかすごく中世の貴族っぽかったよ!普段から身のこなしが綺麗だからかなぁ。とにかくめちゃくちゃ様になってる!」
「…んー……アリガトウ、ゴザイマス…」
(この『んー』はどういう意味だ?)
己のことを言うか言うまいかというのと褒められて照れるので忙しい伯爵様。
精神繊細貴族の長男と威厳バリバリ10代目伯爵様でモード可変になったヘンリーさんに無限の可能性と夢を感じてしまうな。
ヘンリーさんもハルヨシもコミュ力は結構ありそうなんですよね。
ヘンリーさんは病む前に社交界でお父さんと一緒に挨拶回りしてたし。
少なくともハルヨシは正義くんから「グループ内でさり気ないMC役、クッションになってたりもする」って描写があったし、全体を見て調停する役が上手いんだろうな。
でもハルヨシ自身は曰く「人間関係構築は茨の道だった」らしいし…ここはなかなか難しいですね。
ハルヨシがリチャ氏と似たような「魂の一部を預けあえる関係」に憧れていたならたしかに「茨の道」にはなりがちなんでしょうが(そりゃ大概の人間は「茨の道」になるよな、という意味で)、ヘンリーさんとの関係であのような言葉が出るのは、友達としても深く長く付き合う人がなかなかできなかったということなんでしょうかね。
言葉にするのが難しいですが、人間関係でよく言われる「価値観の一致」って実のところ一体何なんだろうという話で。
「価値観の一致」って、別に同じものを同じように見て同じことを感じることがすべてではないし。
ただ、「同じ方向」を向いてるかどうかは結構重要なのかもしれない。
同じように物を見ていても歩いていきたい方向があべこべなら、一緒に同じ方向へ歩いていくのは難しいだろうし、それなら例えばどこかで待ち合わせてあとは自由行動するような関係のほうがしっくりくるかもしれない。
後者が前者の関係に劣るわけではなく、ただ形が違うだけ。
正義くんは「楽しい一日」の中で「どんな友情もそれぞれ特別なもの」と言ってたけどそういうことなのかなーと思ってます。
ハルヨシの中で正義くんとヘンリーさんはどっちも友達だけどどっちが親友でどっちがそうじゃないとかは無いわけで。
共感、もそうなんですが、例えば誰かの苦しみを否定しないとか、誰かが何に対して美しいと思うかを否定しないとか、そういうのも「価値観の一致」に関わるのかもしれないなぁと思います。
一番スペックが劣ってる自分が一番年上なことを思い知らされる誕生日が好きじゃなかったヘンリーさんだけど、「(末っ子な自分も同じようなこと感じてたし)誕生日は関係ないんじゃないかな」って笑って言うハルヨシと友達になって今後は少し楽に思えると良いな。
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