📚簡易読書感想まとめ【2023.01】

◆煙と蜜 4巻
歳の差ほのぼの恋愛。
目元の隈良いよね文治さん。そこ性癖です。
弟・兵治の登場で文治は自己犠牲精神ないしは自己破滅型精神の持ち主っぽいのが少しだけわかってきた。自分を後回しにできちゃうやつ。
歳が大きく離れた許嫁についても、父親みたいな感覚とはまた違う感じがするんですよねー…姫子は自分に何をしても良い、は理想の父親のような抱擁力とか恋人の甘さとかとはまた違う、文治の自己犠牲的なものからきてるのでは?と邪推。
姫子の渾身のほっぺキスを「本当に大切な人のために取っておいた方が良いのでは?」と言うのヒュ…ッ!ってなった。少女漫画だったらヒロインの地雷ブチ抜くやつだぞそれは!!
そこを純粋に「?文治さまは大切な人ですから」と返せるのが姫子だし、セーーーフッッ!となった。しかしこれ龍ねーねが知ったら文治シメられるぞマジで。
この姫子の純粋な好意が文治を段々変えて行くのかな?と期待。


◆転生悪女の黒歴史 10巻
コノハ視点に変わるのか?と思いきやイアナは行方不明になりつつ覚醒したコノハの旅をヤトリ(婚約者)と共に密かにサポートするという感じで視点移動は起きず。
転落時のイアナは忍が助けてくれたみたいだけどそういや鵺どこ行った??たまにこの作品キャラが突然フェードアウトする。
現実逃避した先の夢の中で元いた世界の親との再会展開。異世界転生あるある。このはのお母さん良いこと言ってるけど言葉選びが完全にオタクのそれw(「あんたはそっちの人生に課金できるタイプじゃない」)
本来黒歴史に関係無いキャラが死にやすいのは「メインは死なないけどモブはいくらでも死ぬ」みたいな効果なのかな。思春期創作あるある。
新メインキャラ・オロチ、作者がつくったダサいサイン入りの眼鏡付けてるというのがリアル。まだ見た目が変わってないけどイアナとのイベントで覚醒するか?
シュバルツ・シュバリエ自体が黒歴史創作に登場するのかまだ謎だけど名前は…それっぽいですね…特に意味はないがカッコいいからドイツ語っていうあるあるだよね?シュバシュバの裏切り眼鏡はシャノウのこと死んだ言うてるけどこれ死んでないな……?メインに近いし壮大な回想無いし死んでないよね多分(メタァ)
今回はシュバシュバの思惑通りかつ一方的にやられっぱなしでしたが今後出し抜けるといいなー。


◆逃げ上手の若君 1-7巻
足利尊氏の謀反によって滅亡した鎌倉幕府、その生き残りである北条時行を主人公に繰り広げられる歴史アクション漫画。
とにかく安定してずっとおもしろい。
歴史なのでここでは負けない、というのが一応事前知識として手に入る分、次どうなるの?!よりはどう魅せてくる?!に注目する感じでした。
クセのありまくるキャラの描き方が相変わらず上手い!
あと登場時は雑魚モンスター(※敵武将)で主人公に負けても話を重ねていくにつれてどんどん魅力的な敵キャラになっていく。
主人公サイドもだけど敵サイドの成長も魅力的に描けるってすごい…。その上で主人公がその敵達を超えていくのが爽快なのもすごい(敵様死なないでー!主人公ひどい!とはならない)
ラスボス・足利尊氏は現時点で人の姿をした人外のような描かれ方だけど今後どうなるのかちょっと楽しみ。


◆海が走るエンドロール 3巻
紙で購入中の漫画。
人気芸能人・ソラくん出現でうみ子さんとカイくんの方向が少し変わってきた?
カイくんに、映画を撮りたいならお金工面して話題を作る必要があると言って芸能界に行くよう仕向けるソラくん…「(カイくんが)おもしろいほど思い通りに行き過ぎてるから」って言葉不穏だな?!
でもうみ子さんの作った映画を見て、おばちゃん→うみちゃんに即座に呼び方変え「俺好き」と臆面もなく言う…アーティストやん、って軽いノリだけどそれ含めお前が作中で一番アーティスト気質では??となる。
良くも悪くも潮目、嵐になる存在なのかなぁ。ソラ、空、くるくる変わる空模様みたいな。
うみ子さんが、今までの人生を抱えながら、映画制作を通して自分を再確立していってる感じが良い。モノを作るってそういうところがあるよね。

以上です!
読みかけもあるし2月は新刊もガンガン出るぞ…!

0コメント

  • 1000 / 1000