【宝石商】ある意味修羅場

8巻と10巻のところ繋げてみたら何コレ珍百景みたいになったドヴルピアン母息子と正義くん。

ツイッターでは何度か喚いている内容なのですが…。

10巻の「離れるつもりですか?不可能です。私が追いかけてゆきますので」と激重愛を堂々ぶつけていくリチャ氏に震え上がるんだけど、
正義くん自身は軽く?(ではないかもだけど)そんなに深刻そうに受け止めていないんですよね。
ここだけ読むとこんないかにもヤバげな激重愛をスルーするなんても〜〜〜正義くんは鈍感だなぁ!ってなるんだけど、
正義くんはすでに8巻でカトリーヌママンから「リチャードのことを一生美しいと言える約束ができないなら今すぐあの子から離れて」と言われて「追いかけてくるんじゃないかと…」と返してるんですよね…!!
自分が離れたらリチャ氏が追いかけてくるの、わかってるんですよ既に。
自惚れとか自慢とかでなく、リチャ氏のこと理解して予測事実として語ってる。自分は誰かのために役に立ってから消えてしまいたかった正義くんが「追いかけてくるから」とサラっと言ってる。

これはヤバいことですよ奥さん。

10巻のあれはリチャ氏の激重愛を理解してないからではなく、その逆で、当たり前のように知ってて受け止めているからこその反応なんだなぁと。
でも外から聞いてると、特に8巻での早朝のカトリーヌママンと正義くんのやりとりを知らないリチャ氏からしたら「この仔犬は私が本気なのをわかってない」と思うよね。故の…小指キス…?

というのは大概私の妄想なのですが、リチャ氏と正義くんの、お互いに対するこのどっこいとっこいな愛情の深さとそこはかとなく漂うヤバさが好きです。
周りのみんなはちょっと心配して最初はあれこれと口を出すけど、最後には少し呆れて「あなた達なら心配ないかもね」って笑って見守ってくれるやつ。


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